2012年1月29日日曜日

水原秋櫻子(葛飾)

葛飾や桃の籬(まがき)も水田べり   秋櫻子

●冬菊に手漕ぎの船が渡りをり   雁宕

  高浜虚子を師事と仰ぎ、後に離反して『馬酔木(あしび)』を主宰して独自の俳句活動に入る。江戸川べりに句碑を見つける。この句は「水郷の風趣があり、真間川から岐れる水が、家々の前に掘をつくって、蓮が咲き、垣根に桃や連翹の咲き乱れる」と解説されている。

【添削】

●冬菊や矢切りの櫂の渡し舟   塾長

1 件のコメント:

脇本 眞樹(わきもと まさき) さんのコメント...

●冬菊や矢切りの櫂の渡し舟 塾長