2009年9月30日水曜日

しゃくなげの湯(農林産物拡売所)


秋茄子を塩揉み食し土地思う   雁宕

26日に入った温泉に隣接している農産物の直売所に寄った、地味噌・長ネギ・茄子・ごぼう・人参を衝動買いした。
  
【添削】
  
●秋茄子を塩揉みにして百姓家  塾長

2009年9月28日月曜日

しゃくなげの湯(群馬県沼田市)


目を癒す露天の先の百合の花   雁宕

釣り堀の疲れを癒すため、近くの天然温泉の掛け流しの湯に浸かった。露天風呂の庭先に30cmの背丈の百合に似た花が咲いていた。
  
【添削】
   
●百合の花心の棲家湯の栖  塾長

2009年9月27日日曜日

日本イワナセンター


紅葉に釣果を誇る岩魚かな   雁宕

渓流釣りは禁漁期に入っているので、片品村近くの釣り堀のイワナセンターで釣りを行う。釣果は三人で16匹であった。内、7匹は土浦に住む友人が塩焼きに、9匹は我が家で燻製にする予定である。
尚、この日本イワナセンターは日本で初めて岩魚の養殖に成功した地と聞く。
  
【添削】
  
●紅葉して片品村は禁漁期  塾長

ランディ片品


秋に来て施設閉鎖の悲しさよ  雁宕

25日~26日は、今月で閉鎖する会社の施設に一泊した。若い夫婦と3歳の子の行く末が心配である。
  
【添削】
  
●秋風の宿泊施設の閉鎖かな  塾長




2009年9月24日木曜日

美瑛の丘


秋風にお伽の家が夢乗せる   雁宕

旭川に住む友人から写真が送られて来た。美瑛の丘から望遠で十勝連峰をバックにシャッターを押したそうだ、花畑とおとぎの国のような家が愛らしい。
  
●秋風や美瑛の丘に赤い家 塾長

2009年9月23日水曜日

白寿の湯(本庄)

友愛に露天に浸かり秋の山  雁宕
    
初秋の山観て浸かる黄金の湯 石本 
    
湯のけむり仲間はぐくむ秋秩父  栄吉
       
シルバーウィークの中日に友人二人と秩父にある「満願の湯」で温泉水を汲み、近くにある五つ星の「白寿の湯」で黄金の温泉に浸かった、露天風呂から眺める秋の山が印象的であった。
   
●日米の同盟ありし秋の山   塾長
  
●初秋の山見て湯浴ぶ金の風呂 塾長
  
●奥秩父秋の湯けむり山の宿  塾長

2009年9月19日土曜日

後楽園((Laqua)


秋空にジェットコースター舞い上がる  雁宕

友人と後楽園にある温泉「ラクアー」へ行く、時間を掛けゆっくり酒を飲みながら語り合う。貴重な時間である、最近添削を頂いていない塾長に電話を入れる。
 
●秋高し嬌声上がる後楽園  塾長

2009年9月18日金曜日

百点(春日)


友と会い秋の夜長の老舗かな  雁宕

友と昔良く利用させて頂いた、春日にある割烹「百点」へ三人で行く。そのお店は創業から60年が経つそうだ。
 
●一献に話がすすむ夜長かな  塾長

2009年9月14日月曜日

あきたこまち(新米)


新米を炊いて香りの秋の味   雁宕

12日(日)は新米をご馳走になる、炊いた時の香りと味が普段食すご飯と違う。食欲の秋が始まる。
  
●新米の老舗旅館の旨さかな  塾長

2009年9月13日日曜日

リーバーマン(大手町)


人目引く朱色が映える秋の風   雁宕

秋空の下、近代的な高層ビルが林立する東京・大手町の中で、朱色の巨大な造形がひときわ人目を引く。(アレクサンダー・リーバーマンの作品)
  
秋風や高層ビルのリーバーマン 塾長

2009年9月12日土曜日

グリルセントラル(日本ビル)


晩夏の夜尽きぬ思いが蘇る   雁宕

●秋の夜 一人飲むより 先輩と   正道

25年前、一緒に仕事をした仲間と会社のクラブで飲み会を行った。あっと言う間に2時間半が過ぎていた、仕事で苦労した仲間は良いものである。
   
●海を見て尽きぬ思いの晩夏かな  塾長

日本ビル(9階)


夏も過ぎレンズを通す出逢いかな   雁宕

飲み会の後、廊下で三人連れに会った、咄嗟にカメラを向けシャッターを押す。
   
●夏過ぎてレンズのなかの出会かな  塾長

2009年9月11日金曜日

函館山(裕司さん)


道南と別れし旅の秋の山   雁宕

旭川に住む友人から写真が送られてきた、青森、秋田、山形、新潟、福島、仙台、岩手を5泊6日のJR乗り放題のキップで旅をしたそうだ。選挙運動で疲れた身体が癒えれば幸いである。
  
●北国の町を離れて秋の旅  塾長

2009年9月10日木曜日

神田川(秋葉原)


陸橋が道路を跨ぐ秋の空   雁愛

いつも通勤路になっている神田川沿いの風景をカメラに納めた、総武線・中央線が陸橋で交差している。道路の横には昌平橋が有り、橋と陸橋の立体交差が見られる。
  
秋高し立体交差の神田川  塾長

グリルセントラル(日本ビル)


夏痩せにふらつく足で仁王立ち   雁宕

暑気払いを理由に久し振りに同期の友人を入れて飲み会を行った、その友人の激痩せに目を覆う。
  
●夏痩せやふらつく脚の仁王立ち  塾長

2009年9月4日金曜日

大連の子(秋葉原)


父に会い揺れる大地の初夏の旅   雁宕

7月中旬に撮った、古い写真が出て来た日本で働く父親に日本語が話せない母と娘さんが会いに来られた。事務所でじっと本を読む娘さんに教育の良さを感じた。
一週間の滞在であったが、震度3の地震を2回経験された。
  
【添削】
  
●大連の子等と語らう秋の風  塾長

2009年9月2日水曜日

忠犬ハチ公(渋谷)


ハチと呼び忘れぬ恩の残暑かな   雁宕

今日(9/2)は仕事の帰りに渋谷に寄り、今話題のハチ公の銅像の撮影を行った。残暑とは英語でインディアンサマーと言うそうだ、何度も繰り返し攻めて来ることから由来している。恩とは何度も繰り返し思い出す。
  
【添削】
  
●忠犬ハチ公も待つ残暑かな   塾長

定年退職のお祝い(新橋)


夏の夜に横断幕のステージかな   雁宕

同じ仕事をする後輩から写真を頂く、昔一緒に仕事をし飲み歩いた小澤君の定年退職のお祝いをしたとの報を聞く。後輩の定年退職の連絡を受けると、何故か頑張らなくてはと自分を叱咤する。
  
【添削】
  
●夜の秋退職祝う横断幕  塾長