2009年10月29日木曜日

沈まぬ太陽(日比谷スカラ座)


日比谷にて夕焼けを受け明日思う    雁宕

 今日(29日)は会社の休みを利用して渡辺謙主演の「沈まぬ太陽」の映画を鑑賞する、原作山崎豊子の本は読んだが、3時間半での描写は難しい。しかし、仲代達也・丹波哲郎・三船敏郎・高倉健に匹敵する俳優が現れたと実感する。
  
【添削】
   
●日比谷の映画館の列秋夕焼  塾長
  
●長蛇の列日比谷スカラ座秋夕焼  塾長

日本ビル(9階)


秋雨にピースピースで盛り上がる   雁宕

 日本ビルのセントラルグリルでの飲み会の帰りに三人連れの娘さんに会う、撮影のお願いに快諾して頂いた。明るい方々であった。
  
【添削】
   
●三人の娘のピース秋の雨  塾長

日本ビル(9階)


秋の夜に未来思考に花が咲く   雁宕

 28日は夕方、昔世話になった方から飲み会のお誘いを受け、急遽日本ビルに足を向けた。
環境問題に関係したシミュレーションソフトの紹介を受ける。
  
【添削】
   
●環境の未来話や秋の夜  塾長

2009年10月25日日曜日

近くの被写体(成増)


花々も秋雨負かす晴れ着かな   雁宕

 近くを散歩していたら、勉強不足で名前を知らない花が自分の姿を誇らしげに披露していた。
  
【添削】
  
●秋草の雨にも負けぬ姿かな  塾長

2009年10月24日土曜日

秋桜(コスモス)


秋桜が微笑みかけて咲き誇る   雁宕

 会社に行く途中道端にコスモスが咲いていた、行ってらっしゃいと微笑みかけてくれた。
  
【添削】
  
●コスモスや微笑み返し送りくれ  塾長




2009年10月23日金曜日

秋葉原(とら八)


寒さ増し左舷の月に乾杯す   雁宕

今日(23日)は東大の教授が秋葉原に訪ねて来て頂いた。又、一緒に仕事が出来そうで楽しい夜であった。
  
【添削】
    
●かざし見る左舷の月やそぞろ寒  塾長

2009年10月22日木曜日

押し絵(大地)


紅葉を押し絵に見ると気が晴れる   雁宕

 新橋の割烹料理屋「大地」のママが押し絵を作っている、お店に飾ってある絵を見て今年は紅葉を見に行けなかったがその気分を味わうことが出来た。
  
【添削】
  
思い出は紅葉且つ散るいろは坂  塾長

野球部OB会(紫C.C)


秋空に消える白球呼び戻す   雁宕

 21日は昭和43年に入社した会社の野球部のOBコンペに参加した、パーティはJR柏駅近くの居酒屋で表彰式を行い盛り上がった。
  
【添削】
  
●秋高しゴルフボールの行方かな  塾長

2009年10月17日土曜日

記念品(60周年)


酔神と秋の夜長の帰路につく    雁宕
   
お土産の焼酎で酔う秋の夜  石本

 記念パーティの後、お菓子と酔神の焼酎のボトルをお土産に頂く、気の利いたパーティであった。
  
【添削】
   
●焼酎のボトル夜長の家路かな  塾長


水尾流家元(百点60周年)


秋の日に舞踏家舞いし祝の宴   雁宕
   
家元の踊りが魅せた秋の宴  石本

 雲一つ無い秋日和に、半蔵門のホテルで催された祝宴に参加した、舞踏家の舞が記念の日に華を添えた。
    
【添削】
     
●柿の秋日本舞踊の半蔵門  塾長

百点60周年記念パーティ(半蔵門)


秋の夜に還暦迎え百の宴   雁宕

夕月に百の繁栄祝う酒   石本
   
15日は春日で店を構える割烹「百点」の二代に渡る60周年記念パーティが行われた。
  
【添削】
   
●割烹の「百点」二代秋日和  塾長


2009年10月14日水曜日

日本ビル(セントラルグリ)


校名が変わりし後の秋の夜   雁宕

 今日(10/14)は大学時代の同窓会の事前打ち合わせを行った、千葉の蘇我から友達が来てくれ場が盛り上がった。校名が武蔵工業大学から東都XXXに変わったそうだ。
  
【添削】
  
●大学の同窓会や秋惜しむ  塾長

2009年10月12日月曜日

錦鯉(板橋区の公園)


落ち葉浮く餌を求める錦鯉   雁宕

 数日前にブリリアントターコイズ(熱帯魚ディスカス)の餌を買いに徒歩で40分の専門店に出かけた、途中の公園で撮影した。
  
【添削】
  
●錦鯉の口開け突く落葉かな  塾長

荒川の土手


すすき揺れ頬撫でる風河川敷き   雁宕

 ほど良い風が頬を撫でて通り過ぎて行く、野球・テニス・釣りをする人、家族ずれで秋を楽しむ人それぞれ微笑ましい限りである。
  
【添削】
   
●河川敷は銀色となし芒かな  塾長

荒川河川敷き


秋風と流れる雲の思い出か   雁宕

 連休の最終日、天気が良かったので歩いて40分の荒川土手までウォーキングを行った。外気温22℃の絶好の日和であった。このグラウンドで子供達とサッカーをしたことを思い出す。
  
【添削】
  
●秋草や雲のちぎれて流れをり  塾長

2009年10月11日日曜日

金木犀(自宅前)


冬支度金木犀が香を放つ   雁宕

冬物を出して、洋服を整理する為窓を開けた。金木犀の香りが風に乗って漂って来た。思わずカメラを持って、その木を探し撮影した。
  
【添削】
  
●カメラ手に香りをこぼす金木犀  塾長

庭の湯(もみじ)



湯に浸かり飾るもみじの温かさ   雁宕



前作と同じように、庭の湯の廊下に飾ってある、もみじにシャッターを押す。
  
【添削】
  
●庭の湯の廊下に活けし紅葉かな  塾長


庭の湯(炭の栗)


湯廊下に炭で作りし栗がある   雁宕

 以前日系三世の友人と訪れた豊島園の庭の湯の廊下に飾ってあった作り物にカメラを向けた。
  
【添削】
   
●演出は栗に任せて檜風呂  塾長

2009年10月7日水曜日

秋葉原(浜町亭)


秋の夜に昔話が湧いて出る   雁宕

5日の夜、月曜日は土・日曜日を家で過ごす関係から飲み会が多い、友人を誘いストレスの発散を行った。塾長を含め、昔の偉人の話を語り合う。
  
【添削】
  
●語り合ふ時かさねたる愁思かな  塾長

2009年10月5日月曜日

地方の活性化(滝上町)


過疎の町残る施設に秋寒し  雁宕

滝上町に「ハーブ館」「ハーブ実習室」「童話村」「交流プラザ」を建てたが、芝桜の季節以外は閑散としているようだ、無駄の排除だけで無く、現政権は現存する施設の有効利用と地方活性化にも目を向けて欲しい。
  
【添削】
  
●秋深し行政かなし過疎の町  塾長

紅葉の頼り(紋別)


紋別に早紅葉の便りあり   雁宕

紅葉も儚い命燃え上がる   雁宕

10/4日に旭川に住む友人が紋別から60Km内陸に入った滝上町へ旅をした、その紹介記事で「ローカルな景勝スポット(錦仙峡)という渓谷です。遊歩道は早紅葉真っ盛りで落ち葉が小さな流れに漂い流れていきました。」と記されていた。
【添削】
  
●紅葉して過疎化の進む便りかな  塾長

過疎化(滝上町)


晩秋に過疎化が進む滝のよう   雁宕

今朝、旭川に住む友人から紋別近くに小旅行した時の写真が送られて来た。ウォーキングをしながら過疎化の問題点を考える旅のようであったそうだ。
  
【添削】
   
●過疎化して瀑布しづもる秋の山 塾長

2009年10月3日土曜日

中秋の名月(自宅)


中秋の名月仰ぎ人恋し   雁宕

自宅から満月の名月を仰いだ、流れる雲から一瞬で有るがシャッターチャンスをとらえる。
  
【添削】
 
●名月のビルに浮き出て人恋し  塾長
   
昨日は、我が家の二階からも満月が見えた。芋名月ともいう。