2010年3月22日月曜日

肉じゃが(祖母の味)


春の味祖母より伝授肉じゃがか   雁宕

 新じゃが、タマネギを手に入れる。昔、祖母からおふくろが伝授され女房にも何度か作ってくれた。挽肉と同居する味は格別である。祖母は醤油が残った皿にお湯を注いで飲んだ人である。
幼少の頃は「おばあちゃんご飯」と食べたものである。息子二人が授かった時、カルシームの補給に卵の殻を砕いて食べなさいと女房に言っていたことを思い出す。お陰で、息子は私以上の大男である。

【添削】

●春めくや祖母の肉じゃが思い出し  塾長

1 件のコメント:

脇本 眞樹(わきもと まさき) さんのコメント...

●春めくや祖母の肉じゃが思い出し  塾長