浮世絵館（藤沢）

●浮世絵の美術を収め秋の宵　　　　雁宕

藤沢で浮世絵館がオープンしたそうだ、藤沢の友人から浮世絵の写真を頂く。江戸から東海道を下り６番目の宿場町だったそうである。多感な時期を、その昔湘南で過ごした思いが呼び起こされる。友人の配慮に感謝する。

45日の法要（成増）

●秋に散り45日に哀悼す　　　雁宕

9月6日に亡くなった友人の奥さんの法要を我がアパートで、藤沢の友人のお経（日蓮宗）で行った。心に痞えていた気持ちが多少晴れた。そして、ご冥福を祈るのみである。

自転車保管所（板橋区)

●二輪車に心を込めて迎ふ冬　　雁宕

9/1日から勤めている自転車保管所の風景である。高架下なので騒音・空気の悪さは我慢しているが良き仲間達に囲まれて、IT化の進んだ管理に感心する。

龍口寺（江の島)

●秋晴れて菩提に捧ぐ龍口寺　　　雁宕

藤沢に住む友人が湘南を散策したそうである、そして、龍口寺の素晴らしい写真を頂く。祖母のお葬式と、今年3月に実父の一周忌を行った感慨深い菩提寺である。

カワセミの世代交代(?)

●カワセミがホバって飛び込む水のあと　雁宕

久し振りにいつも通う公園の池で、友人と昼食会を行う。その池で若い成鳥のカワセミのオスが綺麗な姿を見せてくれた。

窓の外（埼玉病院）

●名月に痘痕も笑窪眺め撮る　　雁宕

先々週に病室から撮った夕月である、秋雨が続くなかただ1日だけ月が顔を出してくれた。

真田幸村（真田丸）

●最終章長き道のり真田丸　　　雁宕

真田幸村の誕生である、きり（長澤まさみ）の奮起を促す言葉に涙する。

層雲峡（旭川）

●孫達と渓谷からの冬便り　　　雁宕

先月末から10月8日まで娘が嫁いでいる旭川へ孫の顔を見に行っていた藤沢の友人から、その孫達と登った層雲峡のロープウェイから撮った写真を頂く、山頂は雪景色だったそうだ。

マッターホルン（スイス）

●秋晴て北壁眺む岐路の道　　雁宕

土浦に住む友人が9月末から奥さんとスイス旅行を行って来た。そして、秋晴れのモンブラン・天を指すマッターホルンの写真を頂く。長年夢を見てきたスイス旅行に先を越された感である。

友の連れが逝く（成増）

●夏越せず想い出多し友の妻　　　雁宕

近くに住む友人の奥さんが、9月6日に癌と闘い長い闘病生活にピリオドを打った。享年64歳の若さであった、残念！

スカイツリー(和光市)

   ●朝焼けに台風一過の置き土産      雁宕

入院後9日目の朝を迎えた。5階の窓からは南にスカイツリーを北に富士山を見ることが出来る贅沢なロケーションである。退院は明日の11日に決まり予定通りの快復である。尚、昨夜は近くに住む後輩の友人からお見舞いを頂く。

初霜・初氷(日光戦場ケ原)

●初氷冬将軍の御成かな    雁宕

●初霜にキシキシ鳴りて土の道   雁宕

早くも奥日光には初霜が降ったそうだ、いよいよ冬将軍のお出ましだ。これから紅葉シーズンの到来が楽しみである。そして、私の入院生活も2日に入院して3日に手術をし一週間が経つが、三食昼寝付きの個室で快適に生活している。

秋川山荘の秋

●山荘で獲れて頂く秋の味　　　　雁宕

平日、環境の審査で多忙な先輩(77歳)の秋川山荘で獲れた茗荷・ゆず・柿を頂く。茗荷は量が多かったので大家さんにお裾分けした。柿は熟して、茗荷は味噌汁や刻んで酒の肴に、そして柚子は焼酎に入れて秋の香りを堪能する。

怪傑ゾロ登場（成増）

●環境に黒装束の秋模様　　　雁宕

昨夜はジム友で有り、同じ癌友の三人で旧 坐和民（成増）で懇親会を行う。又、写真の長老(77歳)の方は環境の審査で全国を回って居られる。その若さには感心する。80歳までは頑張って欲しいと願う。

金木犀が香る

●風に乗り金木犀が香りをり　　　　雁宕

●金木犀香り誘わる君の顔　　　雁宕

風を切って自転車で移動しているが、どこからともなく金木犀の香りが漂う。女性が付ける(安っぽい)香水の香りが鼻をつく。手術を3日にひかえ、今日から12日まで膀胱癌の再発により除去手術を行うため入院する。