大晦日（成増）

●紅白に準備万端大晦日　　　雁宕

27日から段階的に掃除を始め、今日大晦日で終了した。これから今年を振り返る、それから紅白歌合戦を見て新年を迎える予定である。

【添削】

●年用意終わり紅白歌合戦　　　塾長

Win7が去る（成増）

●冬眠のPC目覚めて友の許　　　　雁宕

3年間、毎日画面を見て過ごしたPC(Duo・Win7)を友に譲った。冬眠しようとする熊を起すようであった。

【添削】

●パソコンを友に譲りて年用意　　　塾長

足がつる（成増）

●寒き夜に足がつりをり目が覚める　　　雁宕

昨日の夜半、突然前脛骨筋が痙攣して目が覚める、その痛さは表現出来ない。救急車の要請を真剣に考えた。原因は久しぶりにスポーツクラブで運動した事か、栄養バランスの問題かは不明である。取り敢えず、カルシウム・マグネシウムと亜鉛のサプリメントを買う。

【添削】

●寒き夜のこぶら返りや脛の麻痺　　　塾長

27インチ液晶ディスプレイ（三菱）

●紅白とワイド液晶年を越す　　　雁宕

インテルコアのグレードアップ（自作）に伴い、21.5インチのモニターから27インチのIPS方式・応答速度3.5msに交換した。テレビ(Turner×2)画面も大きくて見易い。（型式：RDT272WX)

【添削】

●数へ日やウインドゥーズエイト動きだす　　　塾長

若鳥の丸揚げ（鳥房）

●若鳥の丸揚げ食す年の暮れ　　　雁宕

昨日、買った丸揚げをオーブンで温め夕食に頂く、足の太い骨を除き軟骨は全て食べることが出来た。友人夫妻に買った分の評価が楽しみである。

【添削】

●大皿に鳥の丸揚げ年惜しむ　　　塾長

鳥房（京成立石）

●空風に揚げて自慢の若鳥か　　　雁宕

吉田類の酒場放浪記で放映された立石にある、予め予約をして鳥房へ鳥の丸揚げを買いに行く。鳥房 立石のYouTubeでビデオを見ることが出来る。

【添削】

●若鳥を丸ごと揚げて年つまる　　　塾長

マイルス・デービス

●枯葉散りジャズの世界の奥深さ　　　雁宕

今日はBSでマイルスの特集を行っていた、フランス人歌手のジュリエット・グレコがマイルスと知り合った時から語っていた思い出話しには涙した。（当時は人種差別の厳しい時であった）枯葉、死刑台のエレベーター、ラウンド・ミッドナイトをYouTubeからダウンロードして聞く。
それにしても、フランスで一緒に生活した12日間お風呂に入る時もトランペットを離さなかったマイルスには真のプロを感じる。

【添削】

●クリスマスジャズもハイクもいのちかな　塾長

クリスマスイブ

●とんでんで快気を祝うイブの夜　　　雁宕

ジム友の奥さんの快気祝いを光が丘公園を横切り歩いて30分の「とんでん」で行った。そのお祝いに紫色のシクラメンを贈る。

【添削】

●クリスマスイブの快気やシクラメン　　　　塾長

仲見世通り（立石）

●友と飲み仲見世通り夜長し　　　雁宕

午後5時の飲み会に友人と午前11時に押上駅（スカイツリー前）で待ち合わせたが帝釈天・矢切の渡し等見学したが、時間を持て余し下町を代表する、立石仲見世通りで時間(2時間）をつぶす。

【添削】

●街師走仲見世通り酌み交わす　　　塾長

東京スカイツリー

●石造のそびえる塔に雲流る　　　雁宕

先日訪れたスカイツリーの下に石の塔が三本飾られていた、その下からスカイツリーを見上げてシャッターを押す。

【添削】

●石柱も肯う冬日スカイツリー　　　　塾長

火炎樹（インドネシア）

●火炎樹が燃えて迎えるジャカルタへ　　　雁宕

先輩からインドネシアの土産話しの中に火炎樹が綺麗だったと聞く、写真はインターネットからダウンロードする。

【添削】

●火炎樹の赤々として聖夜劇　　　　塾長

トラジャコーヒー（インドネシア）

●雨季の島トラジャコーヒー香りをり　　　雁宕

ジム友の先輩が15日から4泊5日でジャカルタでの某大手自動車メーカーのセレモニーに招待されて旅をして来た、そして特別に美味しいお店で買ったトラジャコーヒーのお土産を頂く。トラジャコーヒーは「優しい深みのある苦味とコク、豊かな甘みと独特な香り」と紹介されている。
このコーヒーは、お米でいうと日本のコシヒカリ的な存在だそうだ。

【添削】

●お土産はトラジャ珈琲十二月　　　塾長

牡蠣鍋（成増）

●牡蠣鍋をポンズに浸ける冬至かな　　　雁宕

亜鉛不足を補う為、今日は牡蠣鍋を作る。そして、焼酎に梅干を入れてお湯割りにして飲む。

【添削】

●牡蠣入れて冬至の夜の一人鍋　　　塾長

矢切の渡し（葛飾区）

●寒さ切る野菊の墓の渡し舟　　　雁宕

昨日は同期入社の仲間と立石で忘年会を行う、早めに押上（スカイツリー前）駅で待ち合わせし柴又の帝釈天、矢切の渡しを見学した。
写真は散策を行った友人である。

【添削】

●寒風の矢切の渡し寅の声　　　塾長

光が丘公園

●枯葉舞う公園内の竜田姫　　雁宕

昨日は気温15℃と暖かく、近くに住む友人夫妻とで投票がてらに「とんでん」で忘年会と奥さんの快気祝いを行った。(歩数は約13,000)

【添削】

●冬ざれの公園ひそと龍田姫　　　　　塾長

Win8 Pro 64bit（成増）

●年の瀬に第三世代のCPU       雁宕

今日一日を掛けてPCのインテルi5-3570KとOSの題記のアップグレードを行った、問題無く完成したが近くのPC デポへ足を運びI/O関係の部品を買ったりで多少苦労した。流石に64bitのレスポンスは良い。

【添削】

●冬ざれや64ビットへリプレース　　　塾長

自作PC(成増)

●年の瀬に4コアＰＣ作りをり　　　　雁宕

半年前から、現在のDuo(2コア)からインテルのi5 3570Kへのアップグレードを検討して来たが、ようやく構想が決まり発注した。今後1週間掛けてWindows8 pro 64bitを構築する予定である。

【添削】

●パソコンの再構築やクリスマス　　　塾長

良き先輩達（浜松町）

●IBM飲んで騒いで年を越す　　　雁宕

 今日は30年前に起こしたIBM事件の関係者と浜松町の中華屋さんで飲む、同業の先輩から「良くやった」との言葉を披露する、未来永劫の付き合いにしたい。左から72歳、69歳、66歳の方々である。

【添削】

●ＩＢＭの事件のありし年用意　　　塾長

干し柿（東出雲）

●干し柿を贈りし出雲有難や　　　雁宕

第3回Skype句会の優勝者（旭濱）に東出雲の天皇家御用達の干し柿が贈られた、喜びが伝わる。

【添削】

●干し柿の出雲はうまし里の幸　　　塾長

千泉のママ（大井町）

●集まりし凛凛しいママの年の暮れ　　　雁宕

今日は大井町の千泉のママを囲んで忘年会を行った、女性5人（独身）、既婚の男性4人、独身1人で合計10名と多士多彩であった、

【添削】

●千泉ママと昔を語る年忘れ　　　　　塾長

避難放送について思う

●警報に叫び続けし寒気飛ぶ　　　雁宕

昨日の地震で、NHKを始め民放のアナウンサーが高台への避難を報じていたそうだ、陸前高田市（？）で3.11の震災の時、若い女性アナウンサーが死ぬまで高台への避難を呼びかけていた記事（肉声）を思い出す、大きな教訓になっているのだろう。

【添削】

●耳を刺す師走の津波女の声　　　　塾長

地震警報

●警報に揺れを感じる師走かな　　　雁宕

今日は夕方、スポーツクラブでサウナに入り涼んでいたら携帯電話が大騒ぎして三陸沖の大きな地震を報じていた。数分後に大きな揺れを感じた。携帯に警報が入る技術に感心する。

【添削】

●ケイタイは師走の地震を知らせおり　　塾長

ジム通い道（成増）

●見上げると真っ赤な紅葉我を見る　　　雁宕

スポーツクラブへ行く途中、邸宅の庭から写真の紅葉が真っ赤に色ずいていた。昨夜(6日)は後輩2人と上野の「磯丸水産」(24時間営業）で忘年会を行う。

【添削】

●散り急ぐなよ師走の紅葉かな　　　　塾長

笹子トンネル事故

●崩落に構造欠陥寒さ増す　　　雁宕

今日のニュースで覆工（セメント）と吊り金具は接着材と10cm前後のネジで支えていたと報じていた、これは構造設計の大きな欠陥である。写真の赤で記したようにコンクリートの上に傘を設け台座と連結させるべきである、そして、その上にも大きな傘（山の上か？）を作るべきである。この事故は明らかに人災である、風化してはいけない。台座の1ブロック1tの重さにも疑問を感じる。

【添削】

                                                                                     ●トンネルも黄昏てゆく師走かな　　　塾長

八剣伝（成増）

●忘年会集まり友は悦に入る　　　雁宕

昨夜はジム友4人で成増の居酒屋「八剣伝」で忘年会を行った、64歳から74歳の集いである、楽しい一時を過ごす。

【添削】

●居酒屋の忘年会や古稀近し　　　塾長

歌舞伎俳優の中村勘三郎さん死去 ５７歳

●勘三郎秋遠ざかる訃報かな　　　　雁宕

2001年9月(9.11のテロがあった年）にPHOENIX（フェニックス）の日本料理屋で一緒した先輩に挨拶に来た勘三郎（当時は勘九郎）を思い出す。ご冥福を祈る。

【添削】

●夭折の勘三郎の師走かな　　　塾長

富士山(From 蛾ケ岳）

●雲上の富士を仰ぎて年を越す　　雁宕

先輩から送られた写真である、どうしてこのような素晴らしい写真が撮れるのかこれからの課題である。先輩のお言葉は
「この日の朝８時頃から蛾ケ岳と言う山に登りました。さほど負担になるような山ではありませんが景色が素晴らしいとのことなので登ることにしました。山頂の右側に雲に浮かぶ富士山がいました。山中湖で見たでっかい富士山も良いですが、ぼんやり富士山も良いのです。　３０分もしたら雲の中に隠れてしまいしました。」

【添削】

●年越しの雲海冨士を遠くみて　　塾長

四尾連湖（しびれこ）湖

●燃える山写る水面に倍増す　　　雁宕

取手に住む先輩から、事故にあった笹子トンネルを一週間前に通って昇仙峡から富士山方面に向かって、四尾連湖（しびれこ）湖に泊まったそうだ。富士山の写真も頂くが素晴らしい構図に感心する。

【添削】

●紅葉して湖面に灯す山の景　　　塾長

白鳥の湖（松本）

●越冬に羽を休める飛来鳥　　　雁宕

松本の友人から頂いた写真である、現在は38羽であるが最盛期には200羽近くになるそうだ。

【添削】

●湖にきて大白鳥の胸元よ　　　　塾長