2009年3月29日日曜日

日の出桟橋(水上バス)


「花の雲 鐘は上野か 浅草か」 松尾芭蕉

俳人と大島桜咲きにけり  雁宕
3月28日に松江に住む俳句の先生(塾長)が上京された、日の出桟橋から吾妻橋(浅草)まで水上バスの旅をした。桟橋近くに白い花を付けた桜が満開であった。

2009年3月17日火曜日

白木蓮(駒場)


白木蓮香りを運ぶ便りかな   雁宕

いつものように、東大(駒場)の銀杏並木を歩いていると写真の白木蓮が咲いていた、あたかも春の訪れを告げているようであった。
  
【添削】
   
●めらめらと白木蓮の夜明けかな  塾長

2009年3月14日土曜日

山中湖の野鳥


早春の湖畔に一羽緋連雀  塾長

3月7日に山中湖で観察した野鳥は緋連雀みたいである、珍しい鳥のようでその鳥を撮るためのカメラの放列を思い出す。
    
冬の空スター気取りの緋連雀  癌宕
  
連雀と被写体競う雪化粧  石本

2009年3月13日金曜日

東大(駒場)


残雪に草花生える桃の花   雁宕

朝、通勤で渋谷駅から30分(3Km)かけて駒場まで歩くようにしている。校内に桃や椿が残雪の中に咲いていた。春の近かさを感じる。
  
【添削】
   
●残雪と綱引きをする桃の花  塾長

山中山荘(夜景)


雪の庭闘病母に便り待つ   雁宕

3/6日の夜、山荘の夜景が素晴らしかった、残雪が波を打つ幻想的な庭に変わっていた。風紋が見られる。
何故か、癌と戦う母を思う。
  
【添削】
  
●闘病の母の思いや春の雪  塾長

2009年3月8日日曜日

三島由紀夫文学館

雪湖畔豊饒祈る作家あり  雁宕

3月6日に友人達と山中湖畔にある、不朽の名作を生み出した天才的な作家三島由紀夫の文学館を雪道を歩きながら訪れた。「豊饒の海」を読んでみたい。また今度、機を見て塾長を案内したい。
   
残雪の湖畔で出逢う文化かな  石本
    
【添削】
   
●残雪や三島由紀夫の文学館  塾長

山中湖


貴婦人が富士の湖畔にそそり立つ   雁宕

3/7日に友人3人で会社の施設に一泊した、朝は珍しく晴天であった。
湖畔を徒歩で1時間40分歩き半周(8Km)した、途中白樺の木が二本目に止まった、まるで高貴なその姿に思わずシャッターを押す。その後紅富士の湯で疲れを癒し帰路についた。
   
【添削】
    
●残雪の富士を讃へて白骨樹  塾長

2009年3月1日日曜日

稚魚の成長(ディスカス)


子海老食べ春爛漫の稚魚の群れ  雁宕

2月最後の日、クリスマスイブに産卵したディスカスも順調に育ち、大きい稚魚が50玉の大きさに成長した。親魚とは1週間前に隔離した。又、コケが酷かったのでプレコも同居させている。
  
【添削】
   
●三月の稚魚のディスカス小海老食む 塾長