2009年2月26日木曜日

快気祝い(グリルセントラル)


寒い日に集(つど)い集(あつ)まる快気かな   雁宕

今日(2/26)はうつ病、喉頭癌。前立腺、二日酔いで怪我をした人が集まって快気祝いを行った。
歳の差を感じる人と娘が付き会って苦労している親が話題になる。
  
【添削】
  
●きのうけふ苦労ばなしの余寒かな  塾長


2009年2月23日月曜日

送別会(六本木クラブ)


柊(ひいらぎ)の鰯を食べし別れかな   雁宕

今日(2/23)は、今の会社を今月いっぱいで辞めることになり有志3人に送別会をして頂いた。
思い出のクラブで杯を酌み交わした、前菜に出て来た鰯の酢作りとシャブシャブが美味しかった。
ご馳走になり感謝感激である。
人生至処在青山    堀内
  
【添削】
  
●酌み交わす有志二月の送別会  塾長

2009年2月21日土曜日

旭川の公園(エンジェルの像)


保温着のエンジェル嬉し温もりか   雁宕

旭川の友人からエンジェルに掛かる赤のドテラを着た写真が送られて来た。写真は赤以外は白黒撮影のようで素晴らしい写真である。友人の感性の深さに感心する。

雪静か誰がかけたや紅ドテラ  裕司

【添削】

●雪やんで紅のどてらの雪をんな  塾長



2009年2月18日水曜日

銀座島根館(主水)

宍道湖に思い巡らす夕日かな   雁宕
今日(2/18)は塾長とよく行った島根館の中にある主水(もんど)で昔お付き合いした人と会食を行った。
出雲は美人が多いいと同じ同郷の人の言葉通り、美人の女子大生に相手をして頂いた。
   
●出雲から春風運ぶ乙女かな   石本
     
【添削】
     
●神の湖夕日とどけて蜆汁  塾長

2009年2月14日土曜日

荒川の土手


荒川に夕日を過る渡り鳥   雁宕

昼間の気温が4月上旬の20℃である、バイクで5分の荒川の土手に行ってみた、昔川のグラウンドで子供達とサッカーをしたことを思い出す。又、渡り鳥が夕日を横切って飛んで行った、思わずシャッターを押す。
  
【添削】
  
●荒川の夕日の中や雁の棹  塾長

2009年2月11日水曜日

ディスカス(稚魚)


子育てに疲れし親魚春を待つ  雁宕

稚魚が親魚に体着して2週間が経つ、稚魚は着実に成長している、1cmの大きさになった、餌のブライングシュリンプを良く食べている。そろそろ親を離す時期に来ているが辛い作業である。
  
【添削】
  
●ディスカスに母の恩愛春一番  塾長

オーストラリア(試写会)

雨季に会い愛を確かめまた何処  雁宕
11日は建国記念日で休日である、ODNから届いた試写会に友達と待ち合わせして観賞した。さすがに評判の俳優の演技はすばらしかった、妹が住むオーストラリアの雄大さに感動した。写真は会場の入口に母を背負う男の銅像が飾ってあった。
●雨季間近島に爆弾いと悲し  石本
   
【添削】
   
●建国日母の恩愛宝物  塾長

2009年2月9日月曜日

雪祭り(旭川)


暖冬に氷雪耐える白亜城   雁宕

旭川の友人から雪まつりの写真が送られて来た、今年は暖冬だそうだ。日本の極寒の地で生活をするには良いが、やはり祭り事にはさらさらした雪を期待したい。
  
【添削】
  
●雪まつり溶け出している天守閣  塾長

2009年2月5日木曜日

大地(新橋)


●ビルの間を歩けや飲み屋冬の夜   雁宕

書道展の帰りに六本木から新橋まで歩いて飲み屋の「大地」に向かった、40分程度の道のりであったが心地良い遊歩であった。
  
【添削】
   
●ビル街を歩けば飲み屋冴え返る  塾長

書道展(六本木)


鶯の躍動感ず書道展   幸龍

立春に友と眺める書道展  栄吉

木枯らしに筆が踊るは書道展  雁宕

今日(2/5)は友人が展示している書道展を見学した、六本木の国立新美術館に初めて足を運んだ黒川紀章が設計した建物だそうだ。
  
【添削】
  
● 薄氷や大きな余白書道展  塾長





2009年2月3日火曜日

おかめ(駒場)


おでん食べ昔と今を語りけり   雁宕

昔世話になった、某大手電機会社の部長が大学の特任教授になられた。近況報告に立派な研究室にお邪魔した、夜は活気のあるおでん屋で先生にご馳走になってしまった。
  
【添削】
  
●今昔を話してをりぬおでんかな  塾長

渋谷駅

太郎作見上げる絵画春間近   雁宕

某大学の教授に会うため、渋谷駅で電車を乗り換えた。井の頭線の乗り場近くに岡本太郎作の大きな絵画が飾ってあった。見事な絵である。

【添削】
●近し「岡本太郎」の壁画かな  塾長